2013年 07月 04日
ロシア雑記
ロシア編がかなり長引いてしまったので、ぼちぼちまとめます。
*写真は「血の上の救世主教会」。名前が。。。
たった4日間の滞在でしたが、ロシアって不思議な国だなー (´-`).。oOというのがものすごくざっくりした感想。
なんというか、近代と中世がごちゃ混ぜになったような。
オープンに見せて実は排他的でとっつきにくいような。
サンクトペテルブルクは美しい街並みのとっても大きな観光地ですが、英語は殆ど通じないし、営業スマイルなんてまずありません。
ぱっと見近代的なホテルやお店でも、客室乗務員サンですら愛想なし。むしろ怒ってます?ていうぐらいに、真顔。
ま、中にはナイススマイルな方もいましたが、殆どが真顔。
でもってあちらさん彫りが深くて眼光鋭いもんですから我々「平たい顔族」としては委縮しちゃいます。
ま、それは2日目ぐらいで慣れましたけどね・・・
そんな微妙に洗練されてないミックス感が、ロシア独特のなんとなーく土臭い雰囲気を作っているのかな?とか思ったり・・・。
そんなロシアに対するモヤモヤした気持ちを晴らしてくれたのが、
パスポート事件の解決後、日本領事館の人に言われた言葉。
「まぁ出てきてよかったですが、外出時パスポートは持ち歩かないでね」という話になったときに
「エルミタージュ美術館に入る際、予約の本人確認のためにパスポートが必要という書き込みを見たんですが・・・
実際はどうなんでしょう?」と、お門違いを承知で聞いてみました。
担当官の方の回答は
「現時点でパスポートの提示が必要という話は聞いていませんが・・・
ロシアという国は昨日と今日でルールがコロコロ変わる国です。
そして、昨日までは大丈夫だったからと言ってルールを曲げてくれるような融通は利かない国なんです。
だから心配なら気を付けて持ってってネ」
というものでした。
あ~。。妙に納得。「でしょうねぇ」 ってロシア歴3日足らずのくせに、思ってしまいました。
そうか。頑固なんだ。あなたたちガンコなのね?わかるわ!! と。
こっちからしたら理不尽に思えることでも、ぜんぜん譲る気なし。
腹立たしくもあり、変に納得しちゃえる部分もあり。
うーん、やっぱり不思議。
ちなみに空港内の売店でも、レジのおばちゃんにちょっと質問したら「イングリッシュ ノー!」と一蹴されました。
しょうがない。だって頑固なんだもん。OK。許せた。アハハっ♪
話はガラっと変わりますが、ロシアへ行く前に読み返した本(マンガ)があります。
エカテリーナ二世の人生を描いた「女帝エカテリーナ」と
ロシア革命を背景にした恋愛ドラマ「オルフェウスの窓」。
いずれも「ベルばら」の池田理代子さんの作品です。
エカテリーナ二世像。
ドイツから14歳でロシアにお嫁に来て
無能な夫をクーデターで追い落とし、自ら女帝となって政治に戦争に辣腕をふるうばかりか
恋人もとっかえひっかえ、さらにエルミタージュ美術館を創設して文化貢献もしてしまうというとんでもなくエネルギッシュな女性です。憧れます。
こちらは宿泊したホテルの横を流れるネヴァ川。
「オルフェウスの窓」でロシア革命に身を投じたアレクセイがこの川で・・・
と象徴的に描かれている川です。
こんな風に、物語の中の世界をほんのちょっと体感できるのは嬉しいものです。
それもまた旅の醍醐味の一つだったりして・・・・。
さて・・・まとめどころか話がとっちらかってきたところですが、ぼちぼちロシア編はおしまい。
ロシアから電車で国境を越え、ようやくフィンランドに向かいますよー!
アレーグロー!!
*Camera Nikon D5100
*Lens SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM
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by rahayami2012
| 2013-07-04 20:27